ここでは自動売買ツールであるEA(エキスパートアドバイザ)をパソコン、または、VPS上のMT4で起動させる方法を説明します。
EA設定の流れ
EA設定の流れは、①事前準備、②EAの設定、③EAの稼働確認、となります。
自身のパソコン、または、VPS上で設定を行ってください。
MT4での事前準備
MT4を起動し、チャート画面(下の画像で背景黒で緑の線がある画面)が1つになるよう不要なものを消します。MT4初回起動時はチャート画面が4つあるため3つ消すイメージです。消すチャート画面はどれであっても構いません。また、画面左に「気配値表示」と「ナビゲーター」があることを確認してください。「チャート画面」、「気配値表示」、「ナビゲーター」いずれかが表示されていない場合は次以降の手順を参考に表示してください。
気配値、ナビゲーターの表示方法
気配値の場合は、MT4左上の「表示」→「気配値表示」をクリック。ナビゲーターの場合は、MT4左上の「表示」→「ナビゲーター」をクリック。これで表示されます。
チャート画面の表示方法
ここではドル円(USDJPY)のチャート画面を表示する場合を説明します。マイクロ口座の場合は後述に記載しておりますので、読み進めてください。「気配値表示」の「USDJPY」を右クリック→「チャート表示」をクリック。
以下のようにチャート画面が表示されます。
Micro(マイクロ)口座の場合のチャート画面の表示方法
マイクロ口座の場合を説明いたします。マイクロ口座の場合、以下のように口座ログイン後はチャートが表示されていない状態かと思います。また、下の画像の赤枠のように通貨ペアの末尾に”micro”と記載されているものが表示されていません。まずは通貨ペアの末尾に”micro”と記載されている通貨ペアを表示させます。
気配値表示内で右クリック→「通貨ペア」をクリック。
下の画面が開くので”Forex 2 Mic”の左にある”+”マークをクリック。ここでは、”USDJPYmicro”の表示を例に説明しますが、他の通貨ペア、GOLDなどについても手順は同様です。ただし、通貨ペアによって”Forex 2 Mic”内ではなく、他のカテゴリ(”Forex 1Mic”など)にある場合がございます。
様々な通貨ペアが表示されます。”USDJPYmicro”はその中でも下の方にあるため下にスクロールし、”USDJPYmicro”をクリック後→右上の「表示」ボタンをクリック。すると下の画像の通り”$”マークが黄色になります。
上の画面は”×”ボタンで消し、気配値表示を確認すると”USDJPYmicro”が表示されています。”USDJPYmicro”を右クリック→「チャート表示」をクリックで右のチャート画面にチャートが表示されます。
GOLDの場合も同様の手順でチャートに表示することができます。GOLDmicroは”Spot Metals Mic”の中にございます。スタンダード口座用のGOLDは”Spot Metals”の中にございます。
EAのセット
ここからはEAをセットして稼働させるための設定を行います。
データフォルダへEAの格納を行う
EAをMT4上に設定する方法を説明します。まずは、MT4左上の「ファイル」→「データフォルダを開く」をクリック。
以下の画面を起動します。「MQL4」→「Experts」の順にダブルクリックします。
開かれたところに配布されたEA(末尾.ex4)を配置します。コピー&ペーストで以下の画像のように格納します。ここでは”ujv01_XXXXXXXX_01_00.ex4″がEAとなります。
EAの設定を行う
MT4画面に戻り、「ナビゲーター」→「エキスパートアドバイザ」を右クリックし、「更新」を押します。
その後、「ナビゲーター」→「エキスパートアドバイザ」の左の”+”ボタンを押すと以下の画像のようになります。EA(ujv01_XXXXXXXX_01_00.ex4)を選択して右クリック→「チャートに表示」を押すか、EAをチャート画面に向かってドラック&ドロップします。
EAの設定画面が開きますので「全般」タブを開き「自動売買を許可する」にチェックを入れます。
「パラメータの入力」タブは配布時の指示に従って入力してください。
設定完了後、「OK」ボタンを押します。その際、口座番号が誤っている場合、以下のポップアップが出ます。正しい口座にログインし再度EAの設定を行ってください。
EAを稼働させる
MT4左上「ツール」→「オプション」を押します。
「エキスパートアドバイザ」タブを選択し、「WebRequestを許可するURLリスト:」にチェックを入れ、”http://trade00fr.php.xdomain.jp”を入力します。
MT4上部の「自動売買」ボタンをONにします。下の画像はOFFの場合です。
「自動売買」ボタンをONにすると以下のようになります。
ここまでの手順を正しく実行していればEAの設定は完了しております。時間帯によっては注文が入らず本当に稼働しているかわからない時もあるかと思います。12時間経過して注文が入らない場合は配布者へ問い合わせてみてください。
稼働状態のチェック
最後に正常にEAが稼働しているか確認する2つのチェック観点をお伝えします。このチェックは必ずしてください。
チャート右上のアイコン確認
チャート右上のEAのファイル名とともに顔のアイコンが表示されます。以下の画像の通り笑っていれば正常に動作されています。NGの場合、「EAの設定を行う」から正しく設定できているか確認してください。
エラーが出ていないか確認
MT4下の「エキスパート」を押します。以下の画像のように時間の前に赤いエラーマークがある場合は正常に稼働しておりません。チャート画面で右クリック→「エキスパートアドバイザ」→「設定」を押し、何も設定を変更しないで「OK」を押します。再度エラーが表示されていないか確認してください。繰り返しエラーが表示される場合はMT4を再起動し、エラーが発生していないか確認をしてください。
以上で、EAの設定は完了です。
口座番号があっているにも関わらず上のポップアップが出現し、EAが稼働できない場合はEA配布者に問い合わせてください。